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  • 執筆者の写真gogotomoko

「ギターを伝える」ゼンハイザージャパン㈱

風船ギタープロジェクトを支えて下さっている企業・団体を紹介するシリーズです。



 風船ギターの中に納まっている「伝心動スピーカー」がギターの音を振動で伝えています。この「ギターの音」、はじめのうちはギターアンプをマイクで拾った音を専用ミキサーに入れて送っていましたが、どうしても生バンド、特にキックドラムのかぶり音が邪魔をしてしまう。また、ギターエフェクト、ディストーションやディレイも邪魔をしてクリアにギターの音が届きませんでした。


そんなときに救世主!!

ゼンハイザージャパンさまより最新のワイヤレスシステムの提供を頂きます。


SENNHEISER ( ゼンハイザー ) XSW-D INSTRUMENT BASE SET

PEDALBOARD RX ( ペダルボード 受信機 )


レシーバーにバランスアウト(キャノン)がついていて、エフェクターに入る前の信号を分岐して、風船ギターに送っています。問題はすべて解決しました。ギターワイヤレスとしてシンプルでありながらトップクラスのクオリティーを持つ素晴らしい製品!


当プロジェクトではギターのほかに文字支援の音声信号を無線化するのにも使わせて頂いています!


今回は、この機材をご提供いただいている、ゼンハイザージャパンの宮脇社長へお話を伺ってみました!





ゼンハイザージャパン

代表取締役 宮脇 精一氏


Q. こどもの頃の夢を教えて下さい♪


 子供のころから生き物が好きで、周りに一杯いた昆虫・魚類・甲殻類・両生類・爬虫類と戯れたり捕まえたりし、 魚類は水槽で飼うようになるなか、高校生の時は真剣に「水族館職員から館長」になりたいと思っていました。



Q. 趣味はエレキギターということですがどんなきっかけで始められたのですか?


 小学生のころは、加山雄三やグループサウンズに影響されボール紙で作ったエレキを弾く真似。 しかし、中学から高校入学頃までは、ロックやポップスはラジオで聴くものの、 父親の影響でクラシックに傾倒しフルトベングラーやワルターなどの指揮者に憧れ、竹ひごとタコ糸で作った指揮棒を振っていました。 転機が訪れたのは、高校1年生時の文化祭で先輩のトリオバンドがJimi HendrixとMountainを演奏するのを見たこと。 それは素晴らしい演奏で、「とにかくロックを演奏したい」→「弦が4本しかなく、単音主体のベースだったらできるに違いない」という思い込みで大阪・日本橋にベースを買いに。 高校二年のクラスメートとバンドを結成し、昼休みに教室でセッションしたり、視聴覚教室で練習して高価なダイヤトーンのスピーカーをベースで飛ばしちゃったり、、、念願の文化祭で演奏したり、、、、。 ジャック・ブルース(Cream)やフェリックス・パッパラルディ(Mountain)のベースを弾くうちに、 エリック・クラプトン(Cream)やレズリー・ウエスト(Mountain)になりたくなって、 大学進学と同時にギターとクライベイビーを買ってギターを始めた、という奥手です(笑)



Q.「風船ギタープロジェクト」を知ったきっかけと、はじめの印象を教えて下さい♪


 懇意にしていた加藤明さんのFacebook投稿を見たことです。 盟友である山田シンコ氏も関わっていることを知りました。 とにかく関わっている皆さんの情熱がすごくて、素晴らしい取り組みだなあと。 ただ、画像やシステム図を見ても、映像を見ても、少なくとも楽器も音響も理解しているのでどういうことかは分かるのですが、どういう感じかがわからない。その後、Tomokoさんと初めて弊社でお会いした時に、目の前で風船ギターを組み立ててギターを演奏していただき、自分もギターを弾いてみて、抱えた風船ギターがどう反応するのかを体験させてもらいましたが、その時のシステムはBluetoothで飛ばしていたのでレイテンシー(遅れ)がすごく、また静かな環境ではどうしてもギターの音に意識が行ってしまいました。リズムセクションが加わったバンド形式の大音量下でどのように感じるのかすごく気になったのです。


Q. ライブで実際に体感してみていかがでしたか?


 初めてライブを聞かせていただき、大音量下でレイテンシーを感じない風船ギターを体感させてもらいました。 漸く「ああ、なるほど!」となったのですが、私は耳が(長年のロック活動で少し傷んでますが)聞こえます。 そこで、来場されていた聴覚障害をお持ちの皆さんが風船ギターを抱えた様子を見てみると、 音楽に深く入り込んで、なんとも素敵な表情をされているのです! 話には伺っていましたが、目の当たりにすると驚きを隠せませんでした。 手話を交えたMC、そして、歌詞やMCをほぼリアルタイムで文字化してスクリーンに投影、 レイテンシーの無い笑顔と、深い感情移入、 驚きの連続でした。 もちろん、根底にあるのは、Tomokoさんとバンドメンバーのみなさんによる素晴らしい演奏です!



Q. 風船ギターをこれから体験するかたへ、メッセージをお願いします!


 耳が聞こえる私がメッセージを送るのは極めて僭越ですが、 是非、心を開きリラックスして風船ギターに身を委ねてください。必ず音を感じ楽しめる(音楽)と信じます。



Q. 最後にひとこと!お願い致します!


 少しでも多くの方に認知してもらいたいですね。輪が横に広がっていく形で。 そのためにも、完成型の構築と再現性のある手軽なシステムへの進化、ですね。微力ながらお手伝いさせていただきます。頑張れ、Tomokoさん!



インタビューご協力ありがとうございました!!







ゼンハイザージャパン株式会社

本 社: 〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1(新青山ビル)


ショールーム・サービスセンター: 〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館2F

営業時間: 月曜日・火曜日・水曜日・木曜日: 12時〜14時 金曜日: 16〜18時 ※土日祝祭日休業


メーカーサイト

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